結ぶ~宇宙の仲間~

aqua muse planet ブログのakemiさんから大切な気付きを学ばせて頂いてます。毎日自分の見直しを通して大切な皆さんと繋がれたらいいなと思います。

意識して俯瞰する

私の看護観の1つに『患者の傍に寄り添う』
思いがあります。

痛みや精神的辛さを訴える時に、
傍にいる事で気持ちが和らぐのでは
ないかと思っていました。

ある方の看護をした時に、
私が傍に寄り添う事が相手に取って、
依存を生んでしまい、ますます症状が
悪化する 傾向となりました。

私の中で、傍にいる事、優しくすること、
相手の望む事をする事が良い看護だと
思っていました。
そう思っている時は自分の考えでしか
動けないので、他の方の看護を自分と比べて
優しくないと思っていました。
自分が一番患者の事を理解していると傲慢に
なっていました。

いつも、患者と同じ目線だったので、
私がいると安心する。ありがとう。など
患者から言われると嬉しくて
意図的に傍にいる時間を作っていました。
それが、患者の依存傾向を強くしているとは
気づかずに私自身は良い看護を提供している
気持ちでいました。

上司から私の関わり方が患者の依存傾向を
作っているとアドバイスを受けたことがあり
私はそれが腑に落とせず、冷たくするのは
悪いこと、してはいけない看護だとずっと
思っていました。

Akemiさんのブログで俯瞰してみる事を
書かれていて、実践してみました。
自分が患者の傍にいる状態の時に意識して、
もう一人の自分が自分を見ているイメージを
作ってみました。
客観的にみることも意識してみました。

すると、少し客観的に見ることができ
私自身が患者に依存傾向を作っていると
気づき、患者の事を思うなら、
何でも受け止めてやる事が良いではなく
その方に取っては優しさだけではなく
自立できるように少し厳しめに関わることも
看護の1つなんだと俯に落とすことが出来ました。

自分の概念が強く、看護の形を善悪で作って
いました。
意識して俯瞰することが必要です。
訓練していきます。

日付が変わりましたが、12/24のブログです。